【相場師朗】 7step株式投資メソッド

2007年05月29日

FPベトナム未公開株ファンド投資

FPベトナム未公開株ファンド投資
上場株を買うのが難しいとなると、次の選択肢として、OTC市場と呼ばれる相対で売買される銘柄を買う、ということになります。

しかしOTC市場自体もかなり割高になっています。

ベトナムのOTC市場というのは他の国のOTC(Over The Counter、相対)とはかなり意味合いが違います。

具体的な市場があるわけではなく(アメリカのOTC市場も同様ですが)、上場されてない株式が勝手に売買されている状態をOTC市場と読んでいるだけです。

ベトナムのOTC市場では売りたい人と買いたい人が喫茶店などで会って、個別に交渉して相対で売買契約を行ないます。

したがって、OTC銘柄は、定義上は企業の数だけあることになりますから数千社にのぼります。

ただし、売り玉が極端に少ないため、実際に市場で流通しているのは100銘柄くらいといわれています。

つまり、とても上場なんか出来ない会社もOTC銘柄として扱われる可能性があるということです。

OTC銘柄が買えたと思ったらいつまで経っても上場できないという事態も起きかねないわけで、こうなっては日本でよくある未公開株詐欺です。

ベトナム人が実際にそういうトラブルに遭遇するケースも多いようです。 したがって、OTC市場で上場可能性が高い銘柄となれば誰もが欲しがるので、すでに株価はかなり割高になっているわけです。

では、次の選択肢は?となるとIPO銘柄を買うことです。IPO(Initial Public offering)は日本では新規公開・新規上場と訳されていますが、ベトナムのIPOは日本とはやや趣きが異なります。

ベトナムでは、国営企業が株式会社化する際に、株主数を増やす、資金調達を行なうなどの目的で株式を売り出しますが、これをIPOと呼んでいます。


すなわち、政府や軍などの大株主が保有する「未公開株」が最初に放出されることを指しています。

この売り出された株は次にOTC市場で売買され、その後、一定の基準を満たした後にホーチミン、ハノイの株式市場に上場されます。

IPOにおいては主に入札競売(オークション)が行われます。

オークションですから、高値で入札した人が優先的に、入札した額で買えることになります。

したがって、優良銘柄、人気銘柄ともなればとんでもない高いビッド(買い札)を入れないと落札できないケースも多いです。

このためIPOに参加して買ったものの、その後の株価はあまり上がらないということも生じます。

結局のところ、政府や軍などの大株主が保有する「未公開株」を「入札」ではなく、「相対」で買うしか高いパフォーマンスを上げる方法はないと言ってよいでしょう。

唯一にして最善の策は、大株主と交渉して保有する「未公開株」を譲ってもらうことです。

第一次取得者になることです。第二次取得者でも十分です。

第一、第二次取得者は高級官僚やその親族、親しい知人、有力実業家などで、ベトナムの上流階級です。

一般庶民にはとても手が届きません。

外国人である日本の投資家が「未公開株」の第一次取得者、第二次取得者になるには、上場を目指す「未公開企業」が望んでいる経営コンサルティングや不動産開発などのノウハウの提供ができなければ事実上不可能と言ってよいでしょう。

アメリカの半導体大手メーカー、インテルが昨年10月に、ベトナムの大手IT企業、FPT社に出資し、大きな話題となりましたが、このときもプライベート・エクイティ会社である米テキサス・パシフィック・グループと共同で3650万米ドル(43億円)を出資しています。

産卵する場を求める鮭のように川の上流、さらには源流にまでたどり着かなければ本当の成果の上がる投資ができないのが現在のベトナム株式市場です。


文字通り、産みの苦しみと言ってよいでしょう。
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posted by 克つため at 06:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | FPベトナム未公開株ファンド投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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