人民元は、2005年7月21日に2%切り上げられ、今もなお人民元通貨の価値は徐々に上昇しています。しかし、現在の価格でも人民元の価値は、まだまだ安いと評価されています。
2006年5月29日時点での「マクドナルドのビッグマック」で比較してみると(ビッグマック指数)、米国での「ビッグマック」の値段は約3.10ドルなのに対し、中国では1.31ドル(10.5元)です、すなわち、1.79ドルも安いことになります。
これは、ドル:人民元の為替レートが1ドル=3.39元ならほぼ等価であると言うことになります。つまり、現在の状況でも人民元は58%も過小(安く)評価されている計算になります。
このデータを見ても人民元の価値は今後上昇する可能性を秘めていることが分かると思います。
2006年人民元切り上げは行われませんでしたが、この年の人民元上昇率は対USドルで3.4% と発表されました。人民元は現在も尚、少しづつではありますが、上昇を続けているのです。
このような結果をみても、中国不動産に人民元単体での通貨価値の上昇による、投資リターンの可能性は十分にあると言えるでしょう。

人民元が仮に30%だけ切り上がったら・・・
仮に人民元が30%だけ切り上がった場合のシミュレーション
仮に、人民元に50万元を投資した場合・・・
人民元が30%だけ切り上がったとしても、資産価値は一気に235万円も増えるのです。
これを考えると、人民元切り上げのメリットだけを見てもそのパワーには計り知れないものがあると言えます。
人民元切り上げに関する最新ニュース
【人民元切り上げが早まる可能性が・・・】
中国の中央銀行である中国人民銀行は2007年2月9日、去年、第4四半期通貨政策の実施状況報告を発表し、「今後、人民元の為替レートをより柔軟性のあるものにしていく」としています。
これは、中央銀行がこの政策を今年になって以来改めて強調してものだとして注目されています。
人民元の為替レートをより柔軟性のあるものにしていくことは、その変動幅を大きくしていくことですが、一部専門家は、「これは、人民元切り上げを早める可能性がある」とみています。
人民元切り上げで大儲け!
